鏑川白鳥を守る会

高崎市南八幡地区を流れる「鏑川」(北緯36度16分20秒、東経139度3分25秒)に、飛来する白鳥たちに綺麗な環境で越冬してもらおうと、2007(平成19)年に会員250人で結成された環境保護団体『鏑川白鳥を守る会』(会長:箕輪愃)の飛来数調査及び活動報告ブログです。

 鏑川白鳥を守る会 (平成28年度版)

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  鏑川ハクチョウ、1月の飛来数

 
平成29年1月中の飛来数(一日の最大数) 
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62 
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           高崎市南八幡地区・鏑川:「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附近  

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  鏑川白鳥を守る会 (平成28年度版)

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アメリカコハクチョウ
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平成29年1月6日付記事
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 鏑川白鳥を守る会 (平成28年度版)


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    鏑川ハクチョウ、12月の飛来数


   
平成2812月中の飛来数(一日の最大数)  
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            高崎市南八幡地区・鏑川:「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附近  


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 鏑川白鳥を守る会(平成28年度版)

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白鳥飛来前の清掃活動
  鏑川に飛来する白鳥たちに、綺麗な環境で越冬をしてもらおうと「鏑川白鳥を守る会」(箕輪愃会長)では、平成28年12月4日(日)午前9時から会員ら43人が鏑川に集まり、河川敷左岸のゴミ拾い等の『平成28年度鏑川清掃活動』を実施しました。なお、過去3年間の鏑川飛来地への白鳥の飛来状況は、平成25年度 (111日~317) 最高飛来数52羽、平成26年度 (1217日~36) 最高飛来数59羽、平成27年度 (1222日~316) 最高飛来数49羽でした。
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清掃活動参加者へお礼の挨拶
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上毛新聞記者の取材風景
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各々清掃活動へ出発風景
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清掃活動中の風景
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集められたゴミの分別作業
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清掃活動終了後のひと時
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清掃活動参加者の集合写真
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「鏑川白鳥を守る会 」は、(1)鏑川河川敷の清掃(2)白鳥保護のための巡回(3)白鳥飛来数の記録(412回の餌やり(自家栽培の無農薬米・麦等)等の活動を行い、鏑川で白鳥が安心して越冬できる環境づくりをおこなっているボランティア団体です。 
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 鏑川白鳥を守る会

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  鏑川飛来地 平成28年「秋の清掃日」のお知らせ

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 鏑川白鳥を守る会

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  秋の七草さがし
 
   鏑川周辺での「秋の七草」さがし。
  
  秋の七草を山上憶良が万葉集で「秋の野に 咲きたる花を指折り かき数ふれば 七種の花」と詠んでいます。また、七草を「 萩の花  尾花 葛花 なでしこの花 おみなえし また藤袴 朝貌(桔梗)の花」とも詠んでいます。秋の七草は花が中心の、目で楽しみ・秋の風情を詠む花のようです。

                                         萩(はぎ)
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山名町イーストタウン東側の鏑川堤防北

尾花(おばな)
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山名町光台寺西側の民家等多数あり

葛(くず)
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鏑川及び烏川の河川敷内に多数あり

 撫子(なでしこ) 
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山名町の民家

女郎花(おみなえし)
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山名町学童クラブ西側の畑・民家(2軒)に有り

藤袴(ふじばかま)
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山名駅東側の民家(青花フジバカマ)・山名郵便局東の民家等

桔梗(ききょう)
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山名八幡宮境内弁財天池

                    秋の七草      

桔梗(ききょう)      萩(はぎ)           尾花(おばな)
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    葛(くず)         藤袴(ふじばかま) 
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                                                          女郎花(おみなえし)     撫子(なでしこ)   
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鏑川白鳥を守る会

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8月鏑川の状況


現在、「鏑川白鳥を守る会」の活動は休止しています。鏑川への白鳥の飛来は、12月中旬以降となりますので宜しくお願いします。


 なお、地域の行事等については「南八幡案内人」ブログを御覧ください。


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  鏑川(かぶらがわ)
 南八幡南部を東流している鏑川は下仁田町の西部、長野県境の物見山付近より源を発し、ほぼ東に流れて下仁田町、富岡市、甘楽町、吉井町を貫流し、阿久津町で烏川に合流する全長58.8kmの河川です。
 鏑川はもともとは甘楽(から)の川であったろうが、それを、「かんら」、「かむら」とよんだために、「かむら川」となって、「鏑」の文字があてられるようになった。「鏑」は「かぶら矢」で合戦の最初に射あって、戦争の開始をつげる矢であり、抜鉾神社に関係づけられてしまった。それから明治維新まで、「武」の神とされた。鏑川はこの様な時代の様相でその名がきまってしまったようである。

                               サ  ギ
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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度最終版)

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              日の出の白鳥(鏑川3月撮影分)
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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度最終版)

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    鏑川の白鳥画像(動画)


                          平成28年3月19日、今シーズン最後に飛来した「しゅうちゃん」です。
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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度最終版)

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    鏑川の白鳥画像(動画)


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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度最終版)

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    鏑川の白鳥画像(動画)


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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度最終版)

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  鏑川の白鳥画像(動画)


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  鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版) 
 
 
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  鏑川ハクチョウ、3月の飛来数

                     平成28年3月中の飛来数(一日の最大数)    
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27羽
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19羽
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23羽
4
18羽
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22羽
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9羽
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28羽
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17羽
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17羽
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29羽
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23羽
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29羽
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8羽
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8羽
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  -
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鏑川の白鳥は3月16日に北帰行しました。
                             群馬県高崎市南八幡地区・鏑川:「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附近

                                                    鏑川白鳥・26年3月の飛来数
                                                                 鏑川白鳥・27年3月の飛来数

               春の清掃が終了しました。
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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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  平成28年 鏑川飛来地 春の清掃日のお知らせ


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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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               鏑川の白鳥『久保』写真集(2月撮影)


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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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                鏑川の白鳥『箕輪』写真集(2月撮影)

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 鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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   鏑川ハクチョウ、2月の飛来数

                            平成28年2月中の飛来数(一日の最大数)    
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9羽
2
14羽
3
12羽
4
20羽
5
17羽
6
17羽
7
20羽 
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16羽
9
14羽
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13羽
11
13羽
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  0羽
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0羽  
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4羽
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17羽
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20羽
18
18羽
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18羽
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27羽
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26羽
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45羽
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49羽
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26羽
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20羽
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23羽
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21羽
28
21羽
 
29
21羽
2月14日春一番が吹く。 
                               群馬県高崎市南八幡地区・鏑川:「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附近
                            
                                                                                                                                                      鏑川白鳥・26年2月の飛来数 
                                                                  鏑川白鳥・27年2月の飛来数  

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 鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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 1月の鏑川ハクチョウ写真集

                           1月2日撮影
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                           1月20日撮影
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                            1月23日撮影
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                            1月25日撮影
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                           1月25日撮影
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                           1月31日撮影
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  鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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  鏑川ハクチョウ、1月の飛来数


                       平成281月中の飛来数(一日の最大数)  
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0羽
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2羽
3
2羽
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0羽
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2羽
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0羽
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0羽
10
0羽
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0羽
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0羽
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0羽
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0羽
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0羽
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0羽
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0羽
18
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8羽
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9羽
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10羽
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2羽
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18羽
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13羽 
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13羽 
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 13羽
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16羽 
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15羽 
29
 15羽
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0羽 
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16羽 
☆1月17日午前6時40分東方から7羽が飛来するが着水せずに上空を旋回して東方に去る。 
  群馬県高崎市南八幡地区・鏑川:「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附近


                                                                過去の飛来数: 1月の飛来数 ( 平成25年度 )
                                                                                                           1月の飛来( 平成26年度 )

                       元 旦

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 日本白鳥の会 
 平成28年1月16日()に千葉県印西市で第44回「日本白鳥の会」の総会・研究会が開催され、翌17日()には本埜(もとの)白鳥飛来地の見学が行われました。

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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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  鏑川白鳥を守る会の活動概要

                            平成271129日 鏑川河川敷清掃    
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            平成2712月22日 コハクチョウ4羽が初飛来 看板設置と給餌活動開始
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                          平成271231日 飛来のコハクチョウ 
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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)


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鏑川ハクチョウ、12月の飛来数

  
    平成2712月中の飛来数(一日の最大数)    
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0
3   
0
4
0
5
0
6
0
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0
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0
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0
10
0
11
0
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0
12
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0
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0
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0
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0羽
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0羽
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0羽 
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0羽 
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 0羽
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0羽 
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  2羽

 

群馬県高崎市南八幡地区・鏑川:「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附近

                                                    過去の飛来数:12月の白鳥数 ( 平成26年度 ) 


 12月22日に4羽のコハクチョウが飛来しました。
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 【12月の白鳥情報】
今年は瓢湖の白鳥が各地へ移動しないのが原因で、飛来数が減少しているようです‥!?
多々良沼は、約50羽前後、例年なら約100羽前後飛来しています。
川島町で、約16羽前後、例年なら約100羽前後飛来しています。
旧本埜村で、約420羽前後、例年なら約800~900羽前後飛来しています。
安曇野で、約62羽前後、例年なら約400~500羽前後飛来しています。
瓢湖で、約7,130羽前後、例年なら約2,200羽前後なので、今年は多くの白鳥が瓢湖に留まっています。

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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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   新聞記事(群馬県内の白鳥情報)
                  平成27年12月27日付上毛新聞
                       白鳥飛来数が減少
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                              平成27年12月1日付上毛新聞
                                 多々良沼に白鳥飛来
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                 平成27年12月2日付上毛新聞
                 邑楽町の水田に白鳥が現れる
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 鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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 白鳥飛来前の清掃活動
 平成27年11月29日()午前9時から、鏑川白鳥を守る会(箕輪会長)の皆様による恒例の秋の鏑川清掃活動が実施されました。鏑川には毎年12月下旬から3月上旬までの間に、1日に最多で59羽(27年3月22日)の白鳥が飛来しています。この飛来する白鳥たちに快適な環境で越冬をしてもらおうと、鏑川白鳥を守る会では毎年この時期に清掃活動をおこなっています。

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清掃活動開始前の箕輪会長挨拶
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 鏑川の清掃活動打ち合わせ状況
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  会員皆様による鏑川清掃活動の開始
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 清掃活動後のゴミの回収状況(25袋)
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秋の鏑川清掃活動に参加した会員の皆様

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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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 新鏑川橋の橋台工事が始まる。


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                   鏑川左岸から見た橋脚工事の進捗状況 
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鏑川右岸から見た橋脚工事の進捗状況
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                         新鏑川橋の完成予想図  
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 南八幡バイパスは、平成32年度に開通予定です。
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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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                                                鏑川白鳥を守る会・NO2         動画製作者:味沢均氏

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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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                    鏑川白鳥を守る会・TV放映    動画製作者:味沢均氏

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 鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)         

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    この動画は、平成27年9月6日(日)、「高崎市民ビデオ作品発表会」における味沢均さんの作品です。

                  白鳥を守る会          動画製作者:味沢均氏
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  鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)         
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  白鳥5157


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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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                霧雨にけぶる鏑川  (7月は河川愛護月間です)

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  鏑川(かぶらがわ)
南八幡南部を東流している鏑川は下仁田町の西部、長野県境の物見山付近より源を発し、ほぼ東に流れて下仁田町、富岡市、甘楽町、吉井町を貫流し、阿久津町で烏川に合流する全長58.8km利根川水系の一級河川です。この鏑川は、荒船山(あらふねやま)の頂に水の湧く池があって、そこから流れ出ており、鏑川の水は富岡から東の方に住む人々の生命の源でもあります。そして古代には、この谷に外来人が多く住んでいたので、「から」の谷ともいわれていた。また、この地域の人々は養蚕、製糸、機織りにすぐれていたので、鏑川はその水を供給していた。古代にこの鏑川の谷に住んだ人々は、その水源の荒船山を神にまつっていた。それが、貫前(ぬきさき)神社である。ところが、7世紀ころになると、「物部(もののべ)」(武器の製造や管理を職業としている人々の集団)が碓氷郡の方から入っていって、勢いを得て来た。「物部」は大和の石上(いそのかみ)神宮を氏神としていたので、その分社を貫前神社の近くにまつっていた。これが抜鉾(ぬきほこ)神社である。平安時代の後半、12世紀ころになると、抜鉾神社は「武」の神と考えられるようになって、武士に崇敬されるようになり、貫前神社はあるか無きかの有様となってしまい、ついには抜鉾神社が上野国(こうづけのくに)の一宮(いちのみや)となっていった。抜鉾神社が武士の神となると、それに関係のある諸々の名も、「武」に関係あるものにされていった。鏑川はもともとは甘楽(から)の川であったろうが、それを、「かんら」、「かむら」とよんだために、「かむら川」となって、「鏑」の文字があてられるようになった。「鏑」は 「かぶら矢」で合戦の最初に射あって、戦争の開始をつげる矢であり、抜鉾神社に関係づけられてしまった。それから明治維新まで、抜鉾神社は「武」の神とされた。鏑川はこの様な時代の様相でその名がきまっていったようである。
                                                        尾崎喜左雄著:「群馬の地名」より

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 鏑川築堤工事の歴史 
 南八幡地域は、烏川と鏑川とでできたデルタ地域に位置しているため、過去に多くの水害を受けた歴史があります。特に昭和10年9月21日~26日にかけての台風にともなう水害による被害が甚大であった。そのために烏川・鏑川の築堤工事が始まり、昭和12年に一本松橋から阿久津合流点までの約3㎞の烏川堤防が完成、3年後の昭和15年に鏑川橋から阿久津合流点までの約4㎞の鏑川堤防が完成しました。

  
    この石像はアジアの道祖神 (守護神・疫病神)
      名前は白鳥おじさん (トルハルバン) 
        《右腕が上だと知力 左腕が上だと武力》を表します
    
     白鳥は、日本を始め韓国、中国等東南アジア圏に飛来します
     各国では昔から幸せを呼ぶ鳥、白鳥の保護活動をしています
     秋から春にかけて当地に飛来する白鳥を、見守る道祖神です

  
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 この石像は、MMファーム(箕輪農園)に設置してあります。
 2014・12 鏑川白鳥を守る会  箕輪 愃
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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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 新聞記事(本の森)

  平成27年4月26日(日)付の上毛新聞に掲載された記事です。

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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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「白鳥の径」 プレート板の設置
 平成27年4月16日、高崎市木部町地内の鏑川河川敷左岸堤防に昨年12月に完成したコンクリート製階段に「白鳥の径」(はくちょうのこみち)のプレート板が設置されました。


   プレート板設置工事の状況
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                                                     設置された 「白鳥の径」 (はくちょうのこみち) のプレート板
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                                          プレート板の設置に立ち会った「鏑川白鳥を守る会」の皆さん
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   番外編

写しますョ               こちらを向いて下さい             ハィ チィ~ズ 
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もう一枚写します  皆さんの笑顔がとても素敵ですよ!
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 鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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 鏑川のハクチョウ写真集(1)
 この写真は平成26年度に鏑川に飛来したハクチョウの写真です。
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鏑川白鳥を守る会 (平成27年度版)

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鏑川のハクチョウ写真集(Ⅱ)
 この写真は平成26年度に鏑川に飛来したハクチョウの写真です。
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鏑川白鳥を守る会(平成26年度版)

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鏑川ハクチョウ、3月の飛来数

平成273月中の飛来数(一日の最大数)    
1
10
2
32
3
12
4
36
5
6
14
7
8
9
10
11
12
13
14
15

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17

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29
 
30
 
31
 
群馬県高崎市南八幡地区・鏑川:「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附近

春の清掃が終了しました!
 鏑川白鳥を守る会では、3月8日(日)午前8時30分から鏑川の清掃や看板の撤去を行い本年度の活動を終了しました。26年度の鏑川へのハクチョウ飛来は、昨年12月17日から3月6日までの80日間で、1日平均16羽、最大飛来日は2月22日の59羽でした。また本年度は、「白鳥の径」の完成、高崎市生涯学習表彰、広報高崎への写真掲載等々の多大なるご声援を賜りました。皆様方のご支援とご協力に深甚なる感謝を申し上げます。

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  北帰行

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 鏑川白鳥を守る会(平成26年度版)

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 鏑川にアメリカコハクチョウが飛来 !

鏑川でアメリカコハクチョウが、2月24日(火)・25日(水)に 4 羽 の飛来が確認されました。
ハクチョウの仲間は世界中に8種類(7種1亜種)ですが、毎年日本に飛来し越冬するのは、シベリアの北極に近い地方で繁殖しているコハクチョウオオハクチョウです。今回飛来が確認されたアメリカコハクチョウ(亜種)は、北アメリカ北部が繁殖地であり、日本へはごく少数がコハクチョウの群れに混じって飛来するだけで、ほとんど姿を見かけることができず鏑川での飛来確認は初めてです。

                                                   2月24日(火)午前6時頃の鏑川ハクチョウ(57羽)

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                                              当日 57羽の中から4羽のアメリカコハクチョウが確認された。
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アメリカコハクチョウは、北アメリカ北部で繁殖し全長は約132cmで、コハクチョウ(全長約120cm)よりはやや大きい。コハクチョウよりもくちばしの黒色の占める割合が大きく、付け根の部分がわずかに黄色です。
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  通常、アメリカコハクチョウはコハクチョウの亜種(学名:C.c.columbianus)とされているが、分布域が明確に分かれることと体の大きさが異なることなどから、独立種とする説もあります。この場合、本種の学名はCygnus columbianusとなり、コハクチョウの学名はCygnusbewickiiとなる。種小名columbianusは「コロンビアの」の意で、基亜種の越冬地の1つであるコロンビア川に由来します。アラスカ州やハドソン湾などで繁殖し、冬季になるとカリフォルニア半島やチェサピーク湾などへ南下し越冬します。

ハドソン湾は、カナダ北東にある面積123万平方kmにおよぶ大きな湾。その水深は比較的浅い。西経78度から95度、北緯51度から70度までの範囲に広がる。島が多く、多島海のひとつ。年間を通じ寒冷で、平均気温はマイナス5Cである。水温は西岸で夏に最高9Cで、12月から6月に湾は結氷している。

【亜種】 あ しゅ
生物分類上(科、属、種、亜種)の一階級で、種の下の階級。種として独立させるほど大きくはないが、変種とするには相違点の多い一群の生物に用いる。例えば,北海道のキタキツネはキツネの亜種である。ただし,種と亜種とを分ける明確な基準はない。


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鏑川白鳥を守る会(平成26年度版)

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鏑川ハクチョウ、2月の飛来数
平成272月中の飛来数 (一日の最大数)       
1
10羽
2
10羽
3
10羽
4
10羽 
5
14羽 
6
10羽  
7
8 羽  
8
6 羽 
9
9 羽 
10
9 羽
11
12羽
12
10羽 
13
9 羽
14
9 羽
15
9 羽
16
19羽
17
16羽
18
18羽
19
16羽
20
9 羽
21
18羽 
22
59羽 
23
 27羽
24
 57 
25
28羽 
26
53羽 
27
40羽
28
34羽 
群馬県高崎市南八幡地区・鏑川 : 「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附近


                 鏑川のハクチョウ
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鏑川白鳥を守る会(平成26年度版)


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鏑川白鳥を守る会が表彰されました。

平成27年1月31日(土)、高崎市足門町にある高崎市民活動センター・ソシアスでおこなわれた、平成26年度「高崎市生涯学習フェスティバル」の《生涯学習まちづくり賞》で、『鏑川白鳥を守る会』がハクチョウを通じて、生涯学習のまちづくりに貢献していることが認められて表彰されました。

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 主催者あいさつ

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                    会場内の風景  (地元南八幡地区からの 長寿会  婦人会 皆様方のお姿が拝見できました。)
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                                  《「鏑川白鳥を守る会」の生涯学習まちづくり賞受賞風景》
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                                                    広報高崎で紹介されました。
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  広報高崎での紹介文
  高崎市と藤岡市を流れる鏑川に白鳥が来るようになったのは10年ほど前。以来、毎年飛来する白鳥にきれいな環境で冬を越冬してもらおうと、平成19年に近隣の住民が中心となって「鏑川白鳥を守る会」を立ち上げました。会員は河川敷の清掃や見回り、飛来数の記録などを行っています。多い時は50羽を超える群れがみられることも。「安心して羽を休められる場所を守っていきたい」と同会会長の箕輪愃さん(表紙:前列右から4番目)。詳しい情報は、同会ブログで確認できます。

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鏑川白鳥を守る会 (平成26年度版)
 
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 鏑川ハクチョウ、1月の飛来数
 
 平成271月中の飛来数   (一日の最大数)  
 
1
15
2
15
3
17
4
16
5
16
6
16
7
17
8
16
9
19
10
16
11
22
12
22
13
22
14
20
15
9
16
13
17
11
18
14
19
14
20
13
21
15
22
15
23
12
24
11
25
19
26
15
27
28
14
29
11
30
14
31
10
群馬県高崎市南八幡地区・鏑川 : 「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附
 
                             平成27年 元旦 初日ノ出
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                           栞ちゃんの給餌
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                           広報高崎1月15日号の表紙で 「鏑川白鳥を守る会」が紹介されました。
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広報高崎での紹介文
高崎市と藤岡市を流れる鏑川に白鳥が来るようになったのは10年ほど前。以来、毎年飛来する白鳥にきれいな環境で冬を越冬してもらおうと、平成19年に近隣の住民が中心となって「鏑川白鳥を守る会」を立ち上げました。会員は河川敷の清掃や見回り、飛来数の記録などを行っています。多い時は50羽を超える群れがみられることも。「安心して羽を休められる場所を守っていきたい」と同会会長の箕輪愃さん(表紙:前列右から4番目)。詳しい情報は、同会ブログで確認できます。

                          朝焼け
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                  早朝の歓迎会
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鏑川白鳥を守る会(平成26年度版)
 
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鏑川ハクチョウ、12月の飛来数
 
 
平成2612月中の飛来数   (一日の最大数)  
    
 
1
2
3
4
5
6
 
7
8
9
10
11
12
13
 
14
15
16
17
6羽
18
6羽
19
8羽
20
18
 
21
23
22
22
23
17
24
5羽
25
5羽
26
7羽
27
11
 
28
11
29
30
30
23
31
15
 
〇数字はオオハクチョウの数
 
 
群馬県高崎市南八幡地区・鏑川 : 「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」附近
 
  飛 来                              
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鏑川白鳥を守る会
 
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ハクチョウQ&A
 「ハクチョウ」とは、世界中にいる8種類のハクチョウの総称で、漢字の「白鳥」は、ハクチョウの和名です。
  このうち、日本列島に飛来・越冬するオオハクチョウとコハクチョウの2種類の識別ポイントは、くちばしの黒色部と黄色部の形状の大きさです。一般的にくちばしの黒色部が額の羽毛部分(鼻孔が完全に黒色部に入る)にまでついているのが「コハクチョウ」で、ついていないのが「オオハクチョウ」です。 
 
             オオハクチョウ                   コハクチョウ 
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「オオハクチョウ」は、 くちばし全体の半分以上が黄色です。「コハクチョウ」は、黄色の部分が、くちばし全体の半分以下です。
                  
                          オオハクチョウ            コハクチョウ          
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 ハクチョウの大きさは!?
 オオハクチョウは、全長140~165cm、翼開長・約250cm、体重8~12㎏、
 コハクチョウは、 全長120~140cm、翼開長・約190cm、体重6~8㎏です。
  
  ハクチョウの繁殖地は!?
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  オオハクチョウの繁殖地はシベリア大陸のおおむね北緯50度以北(タイガー地帯)、コハクチョウはさらに北極寄りの北緯60度以北(ツンドラ地帯)です。そこで、毎年五月中旬ころから3~6個の卵を産み、約40日間で孵化させます。そしてヒナは親鳥に見守られ、水中の藻類やプランクトンなどを摂取しながら急速に成長し、9月末から10月初旬にかけて、日本各地の越冬地をめざし南下を始めます。北極に近い東シベリアから、カムチャッカ、北海道、東北地方の日本海側ぞいに
一ヶ月ちかくかけて飛んできます。
  
  ハクチョウの繁殖期間は!?
  ハクチョウの繁殖期は、5月中旬~6月上旬で コハクチョウの親鳥は直径約1mの巣づくりをします。産卵は、直径約10cmの卵を3~6個 孵化(ふか)日数は、約40日です。
そして、6月~7月にヒナが生まれ、ヒナは水辺に移動して親鳥に見守られながら餌(えさ)のとり方を学び、約3カ月後には飛べるまでに成長し、日本へと飛来して来ます。
   
 ハクチョウは成鳥まで何年かかるの!?
  ハクチョウは「ヒナ」・「幼鳥」・「成鳥」と3年を要します。シベリア極東北部で生まれて日本に飛来越冬してシベリアに帰り、繁殖地で幼鳥群で越夏し日本で2度目の越冬(亜成鳥)をしてシベリアに帰りようやく成鳥となります。(繁殖地と越冬地を2回往復して成鳥になる)
 
            ヒナ         幼鳥          亜成鳥
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 ハクチョウの飛来時期は!? 
日本列島にハクチョウが飛来するのは、コハクチョウが若干早く、その後にオオハクチョウが飛来します。
 コハクチョウがシベリアの繁殖地(ツンドラ地帯)を出発するのは9月~10月です。そして、シベリアを出発したコハクチョウが幼鳥を連れて北海道の稚内大沼やクッチャロ湖に初飛来するのは2週間程後の9月下旬~10月初旬です。そこに1週間程度とどまり、その後、日本列島の各越冬地へと南下していきます。鏑川には、毎年12月下旬から1月初旬には飛来し、3月中旬頃まで越冬しています。
 
 冬中のハクチョウの生活は!?
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家族単位でグループを作り、このグループがたくさん集まって群れを形成しています。純白の成鳥(親)と灰色の幼鳥、亜成鳥(あせいちょう・ 部のみに灰色が残る幼鳥)の家族がとても仲が良く強い絆で結ばれています。昼は川岸近くでエサを食べていますが、夜は野生動物を避けて川の中州で寝ます。
  
 ハクチョウの主食は…!?
ハクチョウは、通常湿地帯に自生する水生植物の根や茎や葉などを主食としています。(雑食性)日中のハクチョウは、採餌(さいじ)のために飛び立っていき、落穂(おちぼ)などを採食しながら、日没のころに一斉に「ねぐら」に帰ります。夏はシベリアの広い所で生息しているので足りますが、日本では自然の餌(えさ)が足りないので、不足した分をハクチョウの会の人たちがあげています。全国にハクチョウ飛来地と呼ばれる場所は五百カ所以上に及び、その過半数の場所で人の手による穀物やパンなどの給餌(きゅうじ)が行われ、その量はクッチャロ湖では一日1羽当たり100gを目途に餌(えさ)が与えられています。好きなものは、もみ、しいな、大麦、小麦、その他の雑穀類、パン屑、野菜では、大根葉、野沢菜、白菜、キャベツなどの葉物類です。
 
 ハクチョウの飛翔速度は…!?
 ハクチョウは4.000㎞離れたシベリアの繁殖地から約2週間で日本に飛来します。その飛翔速度は1日に約300㎞になります。時速は60km~70kmくらいで追い風では時速80km以上の速さで飛べます。また、上空の気流に乗ると時速100kmぐらいのスピードがでます。
 
 ハクチョウは鳥目なの…!?
 人間世界では、夜に目が見えないことを「鳥目」といいます。しかしハクチョウは人間世界でいう「鳥目」ではありません。採餌(さいじ)場からねぐらへ暗くなってから戻ることもあり、また北から飛来する時には真夜中でもその鳴き声から飛翔してきていることを確認できます。このことからも、ハクチョウは人間のいう「鳥目」ではなく、夜に暗くなっても目は見えているのです。
 
 群の先頭を飛ぶのはリーダーなの…!?
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  ハクチョウの飛行隊形はカギ状とサオ状がほとんどである。そして「飛翔している先頭が群のリーダー」と一般的には思われています。しかし、ハクチョウの飛翔を観察している専門家によると飛翔中の位置は常に変わっているので「先頭のハクチョウが必ずしもその群のリーダーと限らない」のだそうです。
  
 ハクチョウの寿命は…!? 
 諸説ありますが、正確な記録が無いので確かな事は分かりません。しかし、一般的にハクチョウの寿命は野生で最長15年ほど、飼育状態では15年~20年ほどといわれています。
 
 ハクチョウはなぜ水に浮く事ができるの…!?                   
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   ハクチョウの尾の部分に脂肪を出すところ(油脂線)があり、そこから出る脂肪を羽に塗って、防水しています。
また、羽毛と羽毛の間に空気をためて浮き袋のようにしています。ハクチョウがいつも毛ずくろいしているのは、水に浮くために大切な事なのです。
   
鳥インフルエンザって…!?
2007年冬から世界的に鳥インフルエンザの発生が懸念され、2008年には鳥インフルエンザに感染したオオハクチョウの死がいが発見されています。この鳥インフルエンザの中で問題となっている高病原性鳥インフルエンザは、H5NI亜型ウイルスで感染性が強く、ニワトリや七面鳥などの家禽(かきん)類に非常に高い死亡率をもつものです。この高病原性鳥インフルエンザは、七面鳥やニワトリなどには感受性が強いが、カモなどの水禽(すいきん)類は抵抗性が高く強毒なウイルスに感染しても顕著な症状が現れないのだそうです。要するにニワトリなどはすぐに死亡するが、カモ類は感染しても症状が現れにくいということです。特にカモ類は、呼吸器よりも腸管下部でインフルエンザウイルスを増殖させるため排泄(はいせつ)された糞(ふん)にインフルエンザウイルスが含まれている可能性が高いと言えます。このために、給餌(きゅうじ)場では「糞(ふん)を踏まないように」そして「履物をこまめに消毒する」必要があります。
 
 ハクチョウに餌を与える上での配慮は!?
従来は、人間が野生の生物に餌(えさ)を与える行為は良いことだと受け取られていましたが、近年では給餌(きゅうじ)に対する弊害が各種の資料等により報告されています。その例として、「人間が栽培する野菜をハクチョウに与えたためにやがてハクチョウが栽培畑に入って荒らすようになった」とか「ハクチョウが人を恐れなくなった」為に繁殖地に向かう途中で狩猟により命を落とすことになった。さらには、「給餌(きゅうじ)としてパン1枚がそのまま投げ込まれる」とパンを取ろうと熾烈(しれつ)な争いが起こり、本来は争わないハクチョウが争うようになった等々の様々な問題が発生しているのだそうです。そこで、「鏑川白鳥を守る会」では基本的に『ハクチョウは自然の中で生きる』、という視点からハクチョウが自らの力で継続的に自然の食べ物を食べる採餌(さいじ)に配慮した給餌(きゅうじ)を心がけています。
 
給餌(きゅうじ):人間がハクチョウに餌(えさ)を与えること。
採餌(さいじ) :ハクチョウが自ら餌(えさ)をとること。
 
ハクチョウの種類と体の黒い「コクチョウ」について教えて!?
ハクチョウの仲間は世界中に8種類(7種1亜種)です。北極に近い地方で繁殖しているオオハクチョウコハクチョウ、さらにアメリカコハクチョウ(亜種)、北アメリカの一部に住むトランペッタースワン(ナキハクチョウ)、南アメリカのアルゼンチンやチリに住むクロエリハクチョウと一番小型のカモハクチョウ、ヨーロッパに広く住み、皇居のお堀にも放鳥されているコブハクチョウです。そしてオーストラリア大陸北部に住む体も足も黒色のコクチョウす。

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    このうちの「コクチョウ」は、全長約
1.2メートル。体形はハクチョウに似ているが,全体の羽色が黒色で,くちばしが赤い。オーストラリア南部とタスマニア島原産で、動物園や公園でよく飼育されており、渡り鳥ではないので日本の川で見られるのは、飼育されたものが逃げ出して繁殖したものです。
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【亜種】 あ しゅ
生物分類上(科、属、種、亜種)の一階級で、種の下の階級。種として独立させるほど大きくはないが、変種とするには相違点の多い一群の生物に用いる。例えば,北海道のキタキツネはキツネの亜種である。ただし,種と亜種とを分ける明確な基準はない。
 

鏑川白鳥を守る会(平成26年度版)
 
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白鳥飛来前の清掃活動
 
 毎年鏑川に飛来するハクチョウたちに、綺麗な環境で越冬をしてもらおうと「鏑川白鳥を守る会」(会長 箕輪 愃)では、平成26年12月6日(土)午前8時30分に会員18名が河川敷に集まり、鏑川左岸の河川敷のゴミ拾い等の清掃活動を実施しました。この活動により本年度のハクチョウたちの越冬準備は完了し、毎年12月末~1月初めに遠くシベリアから飛来するハクチョウたちを待ち望んでいます。
 なお、毎年河川敷の堤防を降りるのには臨時の階段を設置して使用していましたが、本年度からは国交省高崎河川国道事務所によりコンクリート製の階段(通称:白鳥の径)が設置されたので、安全に見学できるとともに、安心して河川敷での清掃・給餌等の活動がおこなえるようになりました。                        

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                               通称「白鳥の径」(はくちょうのみち)
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                            会員による清掃分担の打ち合わせ風景
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                                             清掃活動風景
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                            回収したゴミの分別作業風景
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                             清掃活動に参加した「鏑川白鳥を守る会」の皆様
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                                   上毛新聞に掲載された活動状況
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鏑川白鳥を守る会(平成25年度版)
 
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北帰行 羽休め
 
今年の1月11日から3月17日まで鏑川で越冬をしていたハクチョウは、平成26年4月30日付「上毛新聞」によると繁殖地であるシベリアに向かう途中で現在、北海道の北端、稚内市の大沼に飛来集結して羽休めをしています。
 
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                                        中継地の大沼で羽休めをするハクチョウ
 
【北帰行】
日本各地で越冬を終えたコハクチョウは、稚内大沼やクッチャロ湖などを中継地として、2~3か月をかけて北上し、6月初旬頃、繁殖地であるシベリアのツンドラ地帯に戻り繁殖活動を始めます。そして、冬の訪れたツンドラ地帯から日本の越冬地に向かうのが、9月中旬です。この間のハクチョウ達の繁殖期間は約100日です。その内、抱卵期間の40日を引くと、孵化後60日程度で、越冬のために必要な飛翔可能状態にまでヒナハクチョウは成長しなければなりません。
 
【繁殖地】
ハクチョウの繁殖地は「オオハクチョウ」と「コハクチョウ」では多少違ってきます。
コハクチョウの繁殖地は、凍っていた地表が夏季だけ湿原になる「ツンドラ地帯」で、オオハクチョウの繁殖地は、針葉樹の森が広がっている「タイガ地帯」です。
                                       
 「ツンドラ地帯」は、白夜で24時間同じように採餌(さいじ)ができる。
「タイガ地帯」   は、ツンドラ地帯より南のため冬の訪れが遅く結氷が遅い。
  
 【繁殖期】
ハクチョウは一夫一妻で、つがいは縄張りを形成して、コロニーに分布します。ハクチョウの繁殖期は、6月初旬~6月上旬です。
 
巣づくり: 草むらや、水につかるところに、巣材の草の葉・木の枝・コケ類などを雌雄で集め、直径約1m3m、高さ約50-60cm50-70cmほど小高く積み上げ、メスがその上に皿形の窪みをつくり、メス自身の綿羽を敷いて産座をつくります。
産卵は、直径約10cmの卵を3~6個で、 孵化日数は、約40日です。

 抱卵: メスのみが抱卵します。
 孵化: ヒナは早成性の離巣性。
 育雛: 雌雄が子育てをします。 

6月~7月 ヒナが生まれ、生まれた翌日、ヒナは水辺に移動して親鳥に見守られながら餌のとり方を学び、3カ月後の9月~10月 ヒナは飛べるまでに成長します。 そして、日本へ渡ってきて越冬します。
 
毎年、日本の湖沼や川など500カ所以上で越冬するハクチョウは、オオハクチョウ約27,000羽、コハクチョウ約25,000羽。そのうち東北地方の湖沼・川に約70パーセントが飛来・越冬しています。
 
飛来地・中継地:ハクチョウが飛来はするが冬季の一時期全く確認されないことがある場所。
越冬地               :冬期間を通じてハクチョウ類を確認できる場所が越冬地。
 
                                                                        【飛来・北帰行】
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ハクチョウが日本に飛来するのは、越冬の為で、オオハクチョウは3,000km、コハクチョウは 4,000kmも日本から離れたシベリアから、日本へ約2週間で渡ってきます。ハクチョウは、シベリアと日本の間をノンストップで渡って来る訳ではなく、何度も中継地で休みながら渡ってきます。
飛来コースは、カムチャツカ半島から千島列島を経て北海道へ渡るコースと、サハリンを経て北海道へ渡るコースがあります。なお、北帰行はこの逆コースで、日本の越冬地からシベリアの繁殖地に2~3か月かけて渡っていきます。
 
【飛来】
日本列島にハクチョウが飛来するのは、コハクチョウが若干早く、その後にオオハクチョウが飛来する。
コハクチョウがシベリアの繁殖地(ツンドラ地帯)を出発するのは9月の中旬です。そして、シベリアを出発したコハクチョウが幼鳥を連れて北海道の稚内大沼やクッチャロ湖に初飛来するのは2週間程後の9月下旬~10月初旬です。そして、北海道に1週間程度とどまり、その後、日本列島の各越冬地へと南下していきます。
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鏑川白鳥を守る会(平成25年度版)
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北帰行を見守る 
 
鏑川白鳥を守る会(箕輪 愃 会長)では、ほとんどのハクチョウが北帰行したのを見守った、3月16日(日曜日)・17日(月曜日)に鏑川の清掃及び堤防に設置の梯子・看板の撤去を行い今シーズンの活動を終了しました。
なお、1羽で越冬を続けていた「コウちゃん」も3月18日(火曜日)には、無事に生まれ故郷に向けて飛び立った模様です。ご声援ありがとうございました。
 
【北帰行】
日本各地で越冬を終えたコハクチョウは、稚内大沼やクッチャロ湖などを中継地として、2~3か月をかけて北上し、6月初旬頃、繁殖地であるシベリアのツンドラ地帯に戻り繁殖活動を始めます。
 
 
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                                               清掃活動に参加した「鏑川白鳥を守る会」の皆様
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鏑川白鳥を守る会(平成25年度版)

 
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北帰行
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母鳥を待つコハクチョウ
 
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 平成26年鏑川のハクチョウは、1月11日に11羽が飛来して以来、3月2日には、今シーズン最高の52羽(この内、オオハクチョウ2羽)が越冬しました。
そして、3月9日にほとんどのハクチョウが北帰行で、シベリアへと旅立ちましたが、子どものコハクチョウが1羽(愛称:コウちゃん)だけで残ってしまいました。鏑川の岸辺では、親ハクチョウと離れてしまったのか、無事に北帰行できるのかと、大勢の人々が岸辺で心配そうに見守っています。
 
 
 
                 1羽で越冬、一週間目の「コウちゃん」     3月16日午前6時30分撮影 
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【ヒナ⇒幼鳥⇒成鳥】
ハクチョウは成鳥になるまでに3年を要します。シベリア極東北部で生まれて日本に飛来越冬してシベリアに帰り、繁殖地で幼鳥群で越夏し日本で2度目の越冬(亜成鳥)をしてシベリアに帰りようやく成鳥となります。(繁殖地と越冬地を2回往復して成鳥になる)
 
 
コウちゃん故郷へ帰る!
3月18日、1羽で越冬していたコウちゃんの姿がみあたりませんでした。
無時に北帰行の旅にでたものと思います。
ご声援ありがとうございました。
 
  鏑川白鳥を守る会 会長 箕輪 愃
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鏑川白鳥を守る会(平成25年度版)
 
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 鏑川の白鳥写真
                                                              撮影:箕輪 愃   
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鏑川白鳥を守る会    (平成25年度版)
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鏑川白鳥・3月の飛来数
 
平成26年3月中の1日最大飛来数                        イメージ 41月23日~3月6日オオハクチョウ2羽越冬
 
 
 
 
 
 
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41羽
 
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52羽
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 29・30・31
 
              群馬県高崎市鏑川 : 「北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m」
 
 
                 鏑川の白鳥写真           
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鏑川白鳥を守る会    (平成25年度版)
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鏑川白鳥・2月の飛来数
   平成26年2月中の1日最大飛来数       イメージ 31月23日よりオオハクチョウ2羽越冬中

 
 
 
 
 
 
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                  群馬県高崎市鏑川: 『北緯36度16分 東経139度2分 海抜81m』
 
                          鏑川の白鳥写真                 
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 鏑川白鳥を守る会       (平成25年度版)
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鏑川白鳥・1月の飛来数
  平成26年1月中の1日最大飛来数                  イメージ 21月23日よりオオハクチョウ2羽越冬中   
    
 
 
 
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