鏑川白鳥を守る会

高崎市南八幡地区を流れる「鏑川」(北緯36度16分20秒、東経139度3分25秒)に、飛来する白鳥たちに綺麗な環境で越冬してもらおうと、2007(平成19)年に会員250人で結成された環境保護団体『鏑川白鳥を守る会』(会長:箕輪愃)の飛来数調査及び活動報告ブログです。

カテゴリ: 鏑川いろいろ

赤城山

武尊(ほたか)2158m   赤城山 標高1828m   皇海(すかい)2144

(鍋割山1332m 鈴ケ岳1564m 荒山1571m 地蔵岳1674m 長七郎山1579m 黒檜山1828)
榛名山

榛名山 1449

(天狗山1179m 掃部ケ岳1449m 榛名富士1391m 相馬山1411m 二ッ岳1343m 水沢山1194)

岩野屋丘陵

 根小屋城址197m    浅間山2568m 鼻曲山1655m 浅間隠山1757

岩野谷丘陵は観音山丘陵とも通称され、主に新第三紀の推積岩からなる東西16㎞、南北8㎞、標高200m~250mの丘陵です。

飛来地西方に見える山々

飛来地西方に見える山々

東御荷鉾山1246m 西御荷鉾山1287m オドケ山1191m 赤久縄山1523m 稲含山1370

牛臥山491m 八束山453m 朝日岳448

飛来地北西方向に見える山々

飛来地北西方向に見える山々

榛名山1449m 小野子山1208m 谷川岳1977m 子持山1296m 武尊山2158

美人の横顔  朝日岳

美人の横顔  朝日岳

令和5年11月4日(土) 現在の鏑川白鳥飛来地の現状です。
除草整備等が完了し、いつでも白鳥さんを迎えられます。
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「山上碑・金井沢碑を愛する会」では、「鏑川白鳥を守る会」への応援の一環として、鏑川に白鳥が飛来したことを周知するパネルを作成し、山上碑と金井沢碑のあずま屋に設置しました。

設置パネル
 
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山上碑
あずま屋

コハクチョウ

コハクチョウは、ユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で繁殖し、冬期には温帯へ渡ります。 日本では、冬に定期的に渡来し越冬しています。全長120cm位で、くちばしの黄色模様は、オオハクチョウのようにくちばしの半分以上が黄色になることはありません。 

コハクチョウ11

オオハクチョウ

オオハクチョウは、コハクチョウの繁殖地よりも南のシベリアタイガ地帯で繁殖し、冬季には本州以北、特に東北地方や北海道に多く渡来します。全長140cm位で、くちばしの黄色い部分が大きく、くちばし先端側が鋭角になっているのがオオハクチョウです。

オオハクチョウ11

マガモ(通称アオクビ)

カモの代表種。オスは体が上下面とも淡褐色。遠目には白っぽく見えます。頭は緑色、胸は栗褐色、くちばしは黄色です。メスは全身褐色で、黒褐色の模様が沢山あり、目立たない色彩をしています。オスは「グェー グェッ グェッ」と大きな声で鳴きます。マガモの多くはロシア極東やシベリアで過ごし、910月頃から日本に飛来します。
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オナガカモ

オナガカモは、ユーラシア大陸のツンドラ地帯で繁殖し、日本には冬期に飛来します。オスの頭はチョコレート色、白い胸から首の側面に白線が食い込んおり、体は灰色で、細かい黒色模様があります。オスは尾羽の中央羽2枚が長く、この尾から名付けられました。水草の葉・根、底生生物などを食べています。他のカモ類より首が長いので、逆立ちして水底の餌を探す姿が見られます。警戒時には「シィー シィーン」という声を出し「プルッ プルッ」と聞こえる声もよく出します。

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キンクロハジロ

シベリア、などのユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になると南下し越冬のために飛来し、真っ黒な上面と白い腹のコントラストが印象的なカモです。オスの頭部から背、胸までは黒みが強く、腹は打って変わって真っ白で、メスは腹が白くなく褐色をしています。オス、メスともに顔のあたりの黒には光沢のある紫色が混じっており、後頭から伸びる冠羽を持っています。 

キンクロハジロ13

オオバン

オオバンは冬を超える為に渡来する冬鳥です。餌は主に植物性のものを食べますが魚や他の鳥の卵やヒナ、昆虫、軟体動物などを食べることもあります。オオバンは、「キュイッ」や「キュキュー」と聞こえる鳴き声で鳴きます。

オオバン2

白鷺(シラサギ)

日本で生息する白鷺はダイサギ(90cm)、チュウサギ(68cm)、コサギ(61cm)、(時にはアマサギ(50cm))を総称して「白鷺(シラサギ)」と呼びます。いずれもサイズが異なるだけで姿は、首とくちばし、足が長く、身体が真っ白です。群れで繁殖することを好み、特に何種類ものサギが集まって営巣する「サギ山」を好みます。
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令和4年11月18日(金) 鏑川白鳥飛来地に今シーズン1羽の初飛来がありました。
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